暮らしを彩る

年中行事

私たちの暮らしは、様々な仏教行事で
彩られています。
新年を迎えその年の幸運・繁栄を
願う修正会に始まり、お釈迦様の
遺徳を讃える二月十五日の涅槃会と
お釈迦様の誕生をお祝いする
四月八日の灌仏会(花まつり)。
春と秋のお彼岸やお盆には、
ご先祖様を大切にご供養しましょう。
そして大晦日の除夜の鐘で、
新しい年を迎えます。

万燈供養

お盆迎え火の行事:万燈供養会。今では地域の風物詩となり、お寺の境内一円に2,500個に及ぶローソクを配置。炎は幽玄で美しく、先祖の霊との交流が感じられます。
お寺の境内と墓地は小高い位置にあり、周囲は山に囲まれ、夜は真っ暗となります。一面に浮かび上がるローソクの炎は、ネオン瞬く都会にはまねのできない光景です。

稚児行列

稚児行列は寺院の落慶法要など、大法要に合わせて実施されます。
伝統的な昔の装束を身に着けた子供達が列を作って行進する子どものお祭りで、子どもの健やかな成長を祈って「稚児加持」も受けます。

伝統と慈悲

護摩祈祷

毎年12月第1土曜日に行われる護摩祈祷法要は、御堂の祭壇中央に火炉を造り、護摩木を燃やし、五穀・五香を投じ、香油を注いで御本尊様を供養することによって、私たちの煩悩を焼き尽くし、一心に祈る者の願い事を成就する法要です。
御本尊は古来より不動明王が最も威力あるとされ、成福寺の御本尊は、霊験あらたかな大聖不動明王(岡山県指定重要文化財)です。

義捐托鉢

近年、毎年のように起こる自然災害。成福寺では副住職が高野山真言宗の仲間(23名)とともに備中青年教師会として、倉敷美観地区を中心に土日を利用し、不定期ではありますが義捐募金活動を行っています。
お寄せいただいた義捐金は、全額を被災地にお届けしています。皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

成福寺ではこうした地域に密着した 催し物を年に数回行っており、地域の方はもとより遠方からの来訪者でにぎわっております。
今後も地域に密着した お寺をめざし、自他ともに心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献して参りますので、お近くにお越しの際は是非お参りください。